青じそ(大葉)を挿し芽(挿し木)で増やす|ハーブ栽培記録


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■青じそ(大葉)を挿し芽(挿し木)で増やす

今回は青じそをを挿し芽で増やしたいと思います。 青じそは、苗を一本立ちにする時に間引く為にカットした茎や、 ある程度長く摘芯してカットした茎を利用して挿し芽して増やす事が可能です。

青じその間引きの写真 2014年5月14日 (2014年5月14日)
青じそを地植えした時にカットした茎を使って挿し穂を作ります。

青じその挿し穂づくりの写真 2014年5月14日 カットした中で一番大きな茎を選びます。

青じその挿し穂づくりの写真 2014年5月14日 下から2節ぐらいまで葉をカットして挿し穂の出来上がりです。

青じその挿し穂を水に入れた写真 2014年5月14日 出来た挿し穂を容器に入れ、茎の半分ぐらい水に浸かるように水を入れます。

今回は水に入れたまま、水の中で発根させてみます。 水の中で根を出させてから土に植え付ける事により、直接土に挿し芽した場合よりも成功率が高くなります。 水は2〜3日に1回ほどで交換しますが、気温が高い時には毎日替えるようにします。 (根を確認しやすいように透明のガラス瓶に入れました)


青じその発根の写真 2014年5月26日 (2014年5月26日)
青じその挿し穂を水に入れてから10日以上経ちました。 既に水の中で青じその白い根が出ています。

青じその発根の写真(上から見たところ) 2014年5月26日 上から見たところです。 根は、茎の一番下のカットした付近からいっぱい出ています。

用意した土の写真 2014年5月26日 8号鉢を用意して、土と腐葉土を混ぜたものを入れました。 鉢植えする場合には、鉢は大きければ大きいほど青じそは大きく育ちますので、 できるだけ大きな鉢に植え付けます。

青じその挿し穂の植え付けを完了した写真 2014年5月26日 鉢の中心に割りばしなどで茎よりも大きな穴をあけ、青じその挿し穂を根を傷めないように気をつけながらそっと植え付けます。 土は軽く押さえる程度にして土の中で根を傷めないようにします。 最後に水をタップリ与えて挿し穂の植え付けは完了です。 その後は、根が落ち着くまで数日間は日陰に置いて管理します。


青じその写真 2014年6月4日 (2014年6月4日)
挿し穂をしてから1週間以上が経ちました。 青じその挿し穂は、しっかり根付いたようで新しい芽の成長が速まりました。


青じその写真 2014年6月20日 (2014年6月20日)
青じそは、その後も成長して、新しく出た数枚の本葉も大きくなってきました。


青じその写真 2014年6月29日 (2014年6月29日)
挿し穂で育てた青じそは、その後も順調に育って20cm以上に成長しています。 もう少し成長したら摘芯してみたいと思いますが、 今回はその前に大きくなっている本葉を少し収穫して、風通しを良くしておきたいと思います。

青じその葉の収穫した写真 2014年6月29日 元々あった下のほうの古い葉は残し、その上の新しく成長して大きくなった本葉を数枚カットして収穫しました。 肥料は、1週間に1回ほど液体肥料を与えています。


青じその摘芯の写真 2014年7月19日 (2014年7月19日)
挿し穂で育てている青じそもそれなりに育ってきましたので 今日は、摘芯してみたいと思います。

青じその摘芯後の写真 2014年7月79日 青じその先端の茎をカットします。 摘芯をすると脇芽の成長が早くなって葉を多く収穫できるメリットがあります。 今回は収穫を兼ねて大きな葉も数枚カットしました。


青じその写真 2014年8月3日 (2014年8月3日)
摘芯してから2週間経ち、脇枝が成長してきて立派な青じそになりました。 これからは下葉から随時収穫して行き、伸びすぎた脇枝が出てきたら摘芯して行けばOKです。 葉の付け根からまた脇芽が出て葉が茂って行きます。


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