ハーブ栽培TOP > 青じそ(大葉)の育て方 > 青じそを植木鉢で苗から育てる
それでは青じそを実際に育ててみたいと思います。
青じそは日本では1年草となりますので春に種もしくは苗を入手して育てます。
今回は苗から育てる方法をやってみます。
(2012年4月8日)
青じその苗は、4月ごろからほとんどの園芸店などで売っています。なるべく元気が良い苗を購入します。
写真の苗は近くの園芸店で105円で1ポット購入しました。土から10cmぐらいの小さな苗です。
1つのポット内には10本ほどの苗がかたまって出ていましたので今回はそれを2つに分けてプランターに植えてみます。
(同時にバジルも購入したので今回は同じプランターに一緒に植えました)
植え替えたプランターは50cmx35cmほどの野菜用の少し深いプランターです。購入した苗をなるべく根が傷つかないようように静かに手で2つに株分けを行って
写真のようにそれぞれプランターに植え替えました。奥の2つが青じそで手前にある2つの苗がバジルです。
株分けした後は水をタップかけて根が落ち着くまで数日間は日陰に置いておきます。
それぞれの苗はまだ混み合っていますのでもう少し成長したら元気のよいのをそれぞれ1本だけ残してあとは取り除く予定です。
(2012年4月26日)
青じその苗を植えてから20日弱が過ぎ、株も少し大きくなってきましたので、このへんで元気が良い苗1本だけにしたいと思います。
2株に分けて植えていたのでそれぞれの青じその中で元気が良い苗を残して後の苗はハサミで根元からカットします。
青じその株それぞれ1本だけ残して後はカットしました。左写真はカット後の写真です。
もちろんカットした青じそは食べます♪
(手前の苗はバジルですが、バジルは気温のせいか青じそより生育が遅いようです。植えた時とあまり変わりません)
(2012年5月24日)
青じそはその後もすくすくと育ち、大きな葉を広げるようになりました。背丈が40cmぐらいになりましたので収穫を兼ねて、
摘心をしたいと思います。摘心とは、先端の成長点を摘んでしまうのですが、こうする事で脇枝の成長を促して、葉を多く収穫できるのです。
下から5〜6節ぐらいの上をハサミやカッターで切り取ります。この時、切ったすぐ下に脇芽が伸びていると思いますので、
脇芽を傷つけずに本芯だけ切り取ります。
摘心した後の写真です。摘心だけでなく基幹に直接ついている大きな葉も収穫しました。
葉を収穫する時には基本的には大きな葉から摘んで行くのですが、下から1〜2節目から出ているある程度大きな葉は2枚ぐらい残すと良いとされています。
この葉は土から養分を吸い上げる働きをするそうですので、この葉を残してその上の葉から収穫しました。
葉を収穫してみると、既に脇芽の枝がどんどん成長しているのがわかります。
(2012年6月10日)
青じそを摘心してから2週間ちょっと経ちました。摘心した部分のすぐ下の脇芽も成長してきました。
これぐらい大きくなったら大きな葉から随時収穫していけば良いと思います。
(2012年8月3日)
青じその苗を植えてから約4ヶ月経ち、立派に青じそは生長しました。何度も葉を収穫しましたがまだまだ大きく成長し行く感じです。
このぐらい大きくなるとそれなにり深い鉢に植えていても水やりも1日置きぐらいにやらないと追いつきません。
肥料は液体肥料を1週間に1回ほど与えています。
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