
ハーブ栽培TOP > 青じそ(大葉)の育て方 > 青じそ(大葉)を地植えで育てる
今回は青じそを地植えしてみたいと思います。 地植えといっても基本的には鉢植えとそれほど変わりませんが、 水やりが鉢植えよりも簡単で、日照りが続かない限りは基本的に必要ありません。 また、地植えしておくと最後に花をさかせておけば、 こぼれ種で来年も自然に生えてきますので毎年の栽培が楽になります。
	
	(2014年4月27日)
	青じそは苗を購入しました。
	近くの園芸店で138円でした。小さいのを含めると一鉢に5〜6本の苗が生えています。
	
	
	植える場所は庭の片隅をあらかじめ耕して腐葉土と緩効性の顆粒状化成肥料を混ぜておきました。
	ここに1本だけ植えたいと思います。
	
	
	鉢から青じその苗を根を崩さないように取り出し、地植えする場所にそのまま植え付けます。
	植え付けたあとは水をタップリ与えます。
	株が安定してきたら間引きして1本にしたいと思います。
	
	
	最後に、強い雨などで泥がはねて葉に付きにくいようにするために、
	バーミキュライトを株の周りに敷き詰めました。
	
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	(2014年5月14日)
	青じそを地植えしてから20日ほど経ちました。
	苗はそれぞれの株の状態がわかりやすくなってきましたので、
	今日は青じそを1本にしたいと思います。
	
	
	一番育ちの良い苗を残してあとは地面の部分でカットしました。
	
	蛇足ですが、市販の苗で一鉢に数本の苗がある場合、
	植え付け時に株分けして複数の苗を植えたくなる方もいるかも知れませんが、下手をすると根を傷づける事になりますので、
	苗と苗が十分離れている場合を除いては、なるべく株分けは行わずにそのまま植え付けて、
	いらない苗の地上部をカットする事をお勧めします。
	複数植えたい場合には、苗を複数購入するか、種から育てる事をお勧めします。
	カットした部分は料理に使ったり、または挿し芽で増やす事も可能です。
	
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	(2014年6月3日)
	青じそはその後順調に育っています。
	本葉も大きいものが出てきました。
	
	最近、ベニフキノメイガの幼虫が葉についていました。
	少しでも葉を食した後を見つけたら我の幼虫などがいないかよく確認して、
	幼虫が小さなうちに取り除きます。少しでも大きくなってしまうと葉の枝を切ってしまったり、
	葉がぼろぼろになるまで食べられてしまいます。
	
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	(2014年6月29日)
	青じその苗を植えてから2ヶ月を過ぎました。
	背丈も50cmを超えて、下のほうからは脇枝も成長してきていますので、今日は摘芯したいと思います。
	摘芯をする事で、脇枝の生育が良くなり、葉を多く収穫できるようになります。
	
	
	青じその摘芯後の写真です。先端の若い葉が出ている下の茎をハサミなどでカットします。
	この時に、すぐ下にある葉の付け根から出ている両方の脇芽を傷つけないように気をつけます。
	
	この時期になれば、大きな葉から順次収穫すればOKです。
	肥料は、2週間ぐらいの間隔で、顆粒状の化成肥料を株のまわりの土の上にぱらぱらとまいたり、
	油かすなどの有機肥料を株のまわりに置肥したりすれば良いと思います。
	
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	(2014年7月23日)
	青じその摘芯をしてから、脇芽がの成長が促されて、
	株全体が大きくなってきました。
	既に必要に応じて大きな下葉から収穫しています。
	
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