青じそ(大葉)をタネから育てる|ハーブ栽培記録


ハーブ栽培TOP青じそ(大葉)の育て方 > 青じそをタネから育てる

■青じそ(大葉)をタネから育てる

昨年は青じそを苗から育てましたが、今年はタネから育ててみようと思います。 青じそは、花を咲かせてタネを取る事もできますし、 こぼれダネで翌春に自然に発芽した苗を育てる事もできます。 しかし、初めて栽培する方にとっては、タネを購入する事になると思いますので、 今回は、購入したタネから育ててみようと思います。

青じそのタネの写真 2013年5月25日 (2013年5月25日)
青じそのタネは、近くの100円ショップで2つで105円で購入しました。 タネは丸味を帯びたゴマの3分の1ぐらいの大きさで、色は黒に近い茶色といった感じです。 購入したタネは発芽率60%となっていました。

青じそのタネまきの写真 2013年5月25日 青じそのタネは、小さなポットに土を入れ、そこに十数個程度ばらまきしました。 青じその発芽には光が必要ですので、まいた後はそのまま軽く上からタネを押さえつける程度にして土はかけなくても良いです。 もし土をかける場合でも、ほんの薄く被せる程度にしておきます。

まき終わりましたら水をタップリと与えて、発芽するまでは土が乾かないように、霧吹きなどで水を与えます。 土に関しては種まき用の土かバーミュキュライトがよいでしょう。ここではハーブ用の土を使っています。


青じその発芽の写真 2013年5月30日 (2013年5月30日)
青じそのタネをまいてから5日目に早くも発芽しているのが確認できました。 ふた葉は5mmぐらいのハーブの中ではそんなに小さいほうではないと思います。 最終的には1本だけ残しますが、数日したら一度間引きたいと思います。


青じその間引き前の写真 2013年6月5日 (2013年6月5日)
発芽してからちょうど1週目の青じその状態です。 まだ小さいですが、本葉が出てきているのがわかります。 葉が擦れ合う程度に成長したので一度間引きたいと思います。

青じその間引き後の写真 2013年6月5日 青じそを間引きました。 間引くときは、葉が大きく、茎もなるべく太いものを数本残してあとは抜いてしまいます。 今回は最終的には1本だけにしますが、このぐらいの大きさだとまだ何が起こるかわからないので、 数本は残しておいたほうが良いです。残す1本は、次の間引きで決定します。


青じその発芽から15日目の写真 2013年6月15日 (2013年6月15日)
青じそが発芽してから15日経ちました。 2番目の本葉も出てきています。 もう少し成長したらまた間引きたいと思います。


青じその2回目の間引き前の写真 2013年6月20日 (2013年6月20日)
青じその発芽から20日経ち、背丈も10cmほどになり、本葉もそれなりに大きくなってきたので、 最終的に間引いて1本にしたいと思います。 このまま一本を残して抜いても良いのですが、ある程度成長させるため今回は一回り大きなポットに移したいと思います。

青じその2回目の間引き後の写真 2013年6月20日 一回り大きなポットに少し土を入れておき、 小さなポットから苗を土ごとそっくりそのまま取り出して大きなポットに入れ、周りに土をかけます。 その後、数本の苗から一番元気で大きな苗を残し、あとの苗は引き抜いてしまいます。 その後水をタップリと与えて完了です。


青じその定植前の写真 2013年7月7日 (2013年7月7日)
前回の間引きから17日目です。 青じそも大きくなり、背丈は十数センチになっています。 本葉も大きいものは、スーパーなどで売っている大葉の大きさと同じぐらいです。 これぐらいになるともう立派な苗ですので定植してみたいと思います。

青じそのプランターの土の写真 2013年7月7日 青じそは、1本でも大きく育ちますので少し大き目で深いプランターを用意しました。 これに土を入れますが、土は赤玉土と腐葉土、バーミキュライトなどを混ぜましたが、 水はけが良い土であればどんな土でも問題はないと思います。

青じその植え替えの写真 2013年7月7日 ポットから青じその苗をそっと取り出して、プランターの真ん中に植えます。 苗のもともとの土の高さを合わせて植え替えればOKです。 この時に根を崩さないように気をつけます。

青じその定植後の写真 2013年7月7日 植え替えたあとは水をタップリ与えて日の当たる場所に置けば完了です。 肥料は、2週間に1回程度、ハイポネックスなどの液体肥料を与えればよいでしょう。 もう少し育ったら次は摘芯をしてみたいと思います。


青じその写真 2013年7月15日 (2013年7月15日)
青じそを定植してから1週間ほど経ちました。 青じそは定植後はどんどん大きくなります。 特に地上から3段目ぐらいから上の本葉はすごく大きくなる場合があります。 しかし、まだ成長の初期段階でこの大きな葉を摘んでしまうと、その後の成長がとても遅くなる場合がありますので 少なくとも摘芯するまでは葉を収穫しないで成長させる事をお奨めします。


青じその写真 2013年7月26日 (2013年7月26日)
青じそを定植してから3週間です。 ここにきて脇芽が伸びて来ました。 もう少ししたら摘芯をしたいと思います。


青じその写真 2013年8月4日 (2013年8月4日)
青じそを定植してから4週間ほど経って、背丈も50cmぐらいになりました。 けっこう脇枝も成長しているのですが、 ここで摘芯をしたいと思います。 摘芯をすることで脇枝が大きく育って葉の収穫量が増えます。

青じその摘芯の写真 2013年8月4日 青じその先端の茎を、脇芽が出ている少し上でカットすればOKです。 この時に脇芽は絶対に傷つけないように注意して下さい。

青じその写真 2013年8月4日 葉も茂っているので、ついでに葉を少し収穫して風通しを良くしました。


青じその写真 2013年9月6日 (2013年9月6日)
青じそを摘心して1ヵ月の写真です。 脇枝がどんどん成長しています。 葉は時々収穫していて既に150枚ぐらいは収穫しています。 脇枝は長くなってきたら途中で茎を切ってしまいます。 するとそこからさらに脇枝が成長してきます。


関連記事
青じそ(大葉)の育て方
青じそ(大葉)を苗から育てる
青じそ(大葉)をタネから育てる
青じそ(大葉)を地植えで育てる
青じそ(大葉)を挿し芽(挿し木)で増やす
青じそ(大葉)の苗のほぐし方
乾燥青じその作り方