ガーリック(にんにく) 育て方・増やし方・栽培方法


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■ガーリック(にんにく)の育て方

ガーリック(にんにく)の写真 ガーリック(にんにく)は、ヒガンバナ科(旧ユリ科)ネギ属の多年草で、中央アジア原産とされています。 日本でもにんにくとして、中国産などから輸入されていますが、 国内では70%ぐらいを青森県産が占めており、その他東北地方では岩手県、四国や九州地方などでは香川県や徳島県、宮崎県や大分県などで栽培されています。 ガーリックは球根になっていて分球しながら増えて行きます。 主に球根を食べますが、茎や葉もおいしく食べる事ができます。 生はもちろん、乾燥したものや、粉末にしたものなど、肉の臭み消しや香辛料としていろいろな料理に広く利用されております。

ガーリックには、独特の臭いの成分であるアリシン(硫化アリル)というのが多く含まれており、滋養強壮や疲労回復に良いと言われています。 また、アリシンにはビタミンB1を高める効果もあるとされ、肉との相性が良いのです。 その他にも強い殺菌作用や抗菌作用があり、これらの有効成分のサプリメントもたくんさん市販されています。

ガーリックの栽培は、種球(栽培用の球根)を入手して植え付けます。 生育は冷涼な気候を好みますが、比較的温暖な地域で栽培できる品種もあり、 その地域に合ったものを選択して栽培することをお勧めします。

<寒冷地向き>
福地ホワイト六片、富良野、北海道在来など

<温暖地向き>
平戸ニンニク、上海ニンニク、大島赤ニンニク、島ニンニク、遠州ニンニク、紫々丸、壱州ニンニク、沖縄ニンニクなど

この他には形が大きく臭いが少ないジャンボニンニクや無臭ニンニクがありますが、見た目はガーリックと同じですがリーキという西洋ネギに分類されます。 また、行者ニンニクという山菜がありますが、これもガーリックとはちがいますが同じネギ科で、アリシンはガーリックよりも多く含まれています。

ガーリックの植え付けは日当たりが良く水はけが良い場所を選び、9月〜11月ごろまでに行いますが、 植え付け2週間ぐらい前までに、土に元肥として化成肥料を混ぜておき、さらに苦土石灰を少し混ぜて酸性度を中和しておきます。 種球は1片ずつに分割して10〜15cmぐらいの間隔で、種球から上に土が5cm程度被るぐらいの深さに植えますが、 種球の上部(とがっている方)が上に来るように植えて下さい。植え付け後には水をタップリと与えます。 鉢やプランターでも育てられますが、種球の大きさにもよりますが、球根ですので少し深い鉢を用意しましょう。

やがて芽が出し、そのまま冬越しすると翌年春に芽が成長します。 追肥は芽が出て少し成長した12月ぐらいと、翌年成長し始める3月ぐらいに化成肥料を土の上にパラパラとまいて与えます。 もし、花芽が出てきたら、株が疲労しますので花芽は摘んでしまいます。 もちろん花芽も食べられますので料理に使って下さい。

収穫は5〜6月ぐらいの梅雨に入る前ぐらいに、葉が黄色くなってきたら茎を持って引き抜くか掘り起こして収穫します。 生ニンニクとして収穫したてのものを食べるがおいしいですが、食べきれないものは保存しておきます。 保存は、収穫したガーリックの根と茎を切り落とし、軒先などの日陰で風通しの良い場所に吊るしてある程度乾燥させてから保存します。 茎は球根から15cmぐらい残しておくと吊るしやすいです。 収穫後に乾燥させた球根は、秋にまた種球として植える事ができます。

ガーリック(にんにく)を球根から育てる
ガーリック(にんにく)を茎の収穫用として育てる
ガーリックを実際に育ててみる栽培記録です。

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