ハーブ栽培TOP > タイムの育て方 > タイムを取り木で増やす
タイムは株分けや取り木で簡単に増やす事ができます。
今回は、レモンタイムを使って取り木で増やしてみたいと思います。
タイムは横に這うように広がる匍匐性のものも多いので、
茎の途中を土に埋めて発根させる取り木がやりやすいハーブです。
(2014年6月21日)
今年苗から地植えしているレモンタイムです。
どんどん茎が伸びてきますので、取り木しやすいなるべく長く伸びている茎を選びます。
タイムの茎の途中の下の土を数センチ掘り、茎を埋めて土をかけました。 茎の先端は土から出しておきます。あとは水を与えて1ヶ月ほど待ちます。
(2014年7月21日)
タイムの茎の途中に土をかけてから1ヶ月経ちました。
もう茎の途中から根が出ていると思います。
先端のほうの茎もだいぶ伸びてきています。
土をかけたタイムの茎の根元側の茎をカットします。 その後、土をかけた部分と先端のほうをシャベルなどで掘り起こします。 この時、土の中の茎から根が出ているので、直径10cm以上になるぐらいなるべく広く掘り起こします。
タイムを取り木した写真です。4つほど取り木で採取しましたが、 今回はこのうち3つを10号鉢に植えたいと思います。
鉢を用意して土を半分ほど入れ、取り木したタイムをそっと入れます。 土をまわりから足して行き、茎の先端が土から出るように鉢全体に土をかけます。 最後に水をタップリ与えれば、取り木したタイムの植え替えは完了です。 あとは根が落ち着くまで数日日陰に置いた後で日光に当てるようにします。
(2015年4月27日)
タイムの取り木を鉢に植えてからひと冬を越して暖かくなってきました。
植えたタイムは大きく広がって、新しい芽が伸びてきました。
これぐらいになるともうどんどん収穫できるようになります。
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