ハーブ栽培TOP > コリアンダーの育て方 > コリアンダー(パクチー)のベビーリーフを育てる
コリアンダー(以下パクチーと呼びます)は独特な香りがするハーブで、
最近ブームになっているので食べている方も多いのではないでしょうか。
今日は、パクチーをベビーリーフとして育ててみようと思います。
ベビーリーフとは、特に葉物野菜の成長途中のまだ小さな葉を収穫することで、よく数種類の野菜のベビーリーフをサラダなどに利用します。
パクチーをベビーリーフとして育てる場合、種(タネ)から育てることになりますが、
市販されている種は1袋に結構な量が入っていますので、ベビーリーフとして育てるのにも適しています。
特に家庭菜園で育てる場合は種が余ってしまうことも多いかと思いますので、余った種を使って育てると一石二鳥となります。
今回は、この余った種を使って、それもゴーヤのプランターの空きスペースを活用して育ててみたいと思います。
もちろんパクチーを大きく育ててしまうと、ゴーヤの成長に影響しますので、
ゴーヤが大きく成長する前の1ヶ月間ぐらいの短い期間でベビーリーフとして収穫します。
(2017年5月16日)
パクチーの種を近くのホームセンターで買ってきました。200円でした。
パクチーは鉢に植えて余った種を使います。
パクチーの種をまく時には、発芽しやすいように種の殻を二つに割り、事前に一晩ほど水につけておくのが一般的ですが、
今回は、多くの種をばら撒きしますので、水につけると手にくっついてまきにくいのと、数が多いので種を2つに分けるのもめんどうなので、
少し発芽が数日遅れるかもしれませんが、そのままばら撒きしたいと思います。
今回はゴーヤの苗を植えたばかりのプランターの空きスペースにパクチーの種をまいてみようと思います。
ゴーヤは3株あり、それなりの大きなプランター3つを使って、それぞれ1本ずつ植えましたので、ゴーヤの根がプランター全体に回るのには1ヶ月ぐらいかかると思いますので、
この1つのプランターのスペースを使ってパクチーのベビーリーフを育ててみます。
まず、ゴーヤのプランターの土の上に水をかけて湿らせておき、
パクチーの種をゴーヤの株をのまわりを少しよけ、全面になるべく均等にばら撒きました。
パクチーの種は土をかけずに上から少し抑える程度にします。
種をまいたらさらに霧吹きでパクチーの種に水をタップリと与えます。
水はホースやジョウロで与えると種が流れて片寄ってしまう場合がありますので、発芽するまでは種が乾かないように、時々霧吹きで水を与えます。
(2017年5月23日)
パクチーの種をまいてちょうど一週間経ちました。
パクチーの種から細いものが出てきました。
この細いものは、パクチーの根になる部分で、このあと土に潜り込んで行きます。
ある程度潜り込むと、今度は種の部分を持ち上げて、その種から二葉が出て来るのです。
(2017年5月27日)
パクチーの種をまいてから10日経ちまして、双葉が出て来ました。
パクチーの種は1つぶに2つの種が入っていますので、今回は分けずにまいたので、芽が2本ずつ出ているのがわかります。
(2017年6月3日)
パクチーの種を植えてから2週間以上経ち、本葉が出てきました。
もう数日したら、パクチーを間引きたいと思います。
(2017年6月6日)
今日はパクチーの収穫を兼ねて間引きを行います。
間引く時にはそのまま引き抜くと、根に土がついたまま引き抜かれ、隣りのパクチーも引きずられやすいので、
引き抜かずに茎を土の少し上あたりでハサミでカットして間引きます。
間引きはなるべく大きく育っているパクチーを所々間引きしました。
(2017年6月12日)
パクチーの種をまいてからもうすぐ1ヶ月になります。
パクチーは10〜15cmぐらいの立派なベビーリーフになっています。
ゴーヤもそれなりに育ってきたので、根が干渉してくるころです。
今日は、全てのパクチーを収穫します。
収穫は、パクチーの茎の土に近い部分をハサミでカットして収穫するか、
または指で引き抜いて根についた土をよく洗えば、根まで食べる事が出来ます。
根を食べるのがいやなら、引き抜いた後で土がついた根をカットしても良いでしょう。
全てのパクチーのベビーリーフを収穫したあと、ゴーヤのプランターには追肥を行いました。
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