ハーブ栽培TOP > ウコギの育て方 > ウコギを挿し木で増やす方法
ウコギを挿し木で増やしてみましょう。
ウコギは挿し木で簡単に増やす事ができます。
剪定作業などで、枝を切った場合などに是非やってみて下さい。
今回は挿し木のウコギを鉢植えで育ててみます。
(2014年6月12日)
今日、ウコギの剪定をしたので、切った枝を使って挿し木をしてみます。
枝は10〜15cmぐらいにカットし、上部の葉を2枚ほどつけた状態で、他の葉は全てカットします。
また、枝の下方は、斜めにカットしておきます。
すぐには挿し木せずに、作った挿し木にする枝を1時間ほど水につけて水を吸わせておきます。
今回は2時間ぐらい水につけておきました。
次に、ウコギを水から出し、土を入れたポットに差します。
土は水はけが良ければ大丈夫ですが、市販されている挿し木用の用土などを使うと良いでしょう。
最後に水をたっぷり与えて発根するまで約1ヶ月以上は明るい日陰で管理します。
特に水は絶やさずに、土が乾く前に与えます。
水受けに水を入れておくと水を切らす心配が少ないのでおすすめです。
(2014年6月30日)
ウコギをポットに挿し木してから18日ほど経ちました。
葉の付け根から、新しい芽が出ているのがわかります。
挿し木はうまくいっているようです。
(2014年7月23日)
ウコギの挿し木から約40日経ちました。
葉の付け根から出た新しい芽は10cmぐらい伸びて新しい葉も5枚ほど付きました。
この状態は完全に発根していますので、今日は大きな鉢に植え替えたいと思います。
今回は6号鉢を用意しました。鉢に土を6割程度入れ、根を傷めないようにポットからそっとウコギを取り出して
鉢の真ん中に入れ、まわりに土を入れてから水をたっぷリと与えます。
その後は日当たりが良い場所で育てればOKです。
(2014年10月04日)
ウコギの挿し木から3か月以上が経過し、新しい芽が育ってきてバランスが悪くなってきたので、
今日は摘芯してみたいと思います。
挿し木したこのウコギは、新しく育った枝が長いものと短いものがあり、
長いほうの枝自体がまだ細いために自分の重さで曲がってしまっています。
先端から半分ぐらいの高さで茎をカットして摘芯しました。
もう一つの枝は比較的まだ短いので今回はそのままにしました。
(2015年03月10日)
ウコギは冬には葉を落としてしまいます。そして春になると新しい葉や茎を伸ばしてきます。
挿し木したウコギもひと冬を越して3月になると、新しい葉が芽吹いてきました。
(2015年04月17日)
4月になってあたたかくなってくると、ウコギの葉も茂って来ました。
また、新しく伸びる茎になる芽も出て来ています。
今日は、鉢を少し大きなものに植え替えたいと思います。
植え替える鉢に底石を敷き、土に腐葉土と緩効性の化成肥料を少し入れてなじませておきます。
ウコギの鉢の上のほうを両側から内側に少し力を入れて鉢と土の密着をなくし、鉢を下向きにしてウコギを根に土がついたままそっくり取り出します。
その後、新しい鉢に入れて、周りに土を入れます。
実は今回、ウコギを元の鉢から取り出す時に、写真のように一つの茎を途中から折ってしまいました。
ポットや鉢から苗などを取り出す時は根や苗を傷めないように気を付けなければなりません。
折れてしまった茎をカットしました。
長い茎はまだ細いので葉が茂ってきたり風が吹くと曲がってしまいます。
それを防ぐ為に、支柱を立てました。
最後に水をタップリ与えてウコギの植え替えは完了です。
(2015年05月9日)
ウコギを大きな鉢に植え替えてから3週間ぐらい経ち、新しい枝が伸びてきました。
新しい枝は、先端からと根本と茎の途中からも勢いよく数本が伸びだしています。
後はこのまましばらく放任し、枝が混んで来たら随時剪定しながら育てます。
(2017年06月1日)
ウコギを挿し木してから3年目です。
鉢植えでは地植えのようには大きく成長しませんが、それなりに大きくなっていて、枝も広がってきています。
今年伸びて来た新梢も成長してきましたので、今日は剪定したいと思います。
まず、大きく伸びた新梢を適当にカットしました。
また、鉢からはみ出している横に伸びた枝もカットしました。
ついでに、他の新梢も収穫を兼ねて剪定しました。
このように、鉢植えの場合には、バランスを見ながら、葉の収穫を兼ねて時々剪定します。
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