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ウコギを苗から育ててみようと思います。
ウコギの苗は、大きな園芸店やホームセンターなどに置いてある場合がありますが、
なければお店に取り寄せしてもらいます。
それでも入手できない場合にはインターネットショップからも入手できます。
(2014年4月4日)
今回入手したウコギの苗は、道の駅にある農産物直売所で売っていたものを700円で入手しました。
品種は、ポピュラーなヒメウコギです。背丈は地上部より60cmぐらいです。
ウコギは、庭の隅に植える事にします。
なるべく日当たりが良い場所に、ウコギの苗のポットよりも一回り大きな穴を掘り、
腐葉土と緩効性の化成肥料を入れて周りの土と良くなじませておきます。
その後、ウコギの苗を根が傷まないようにポットから抜いて植え付けます。
最後にタップリ水を与えて植え付けは完了です。
(2014年6月3日)
ヒメウコギを植えてから2ヶ月ほど経ちました。
もともとあった枝の先端から、新しい芽が勢いよく伸びてきました。
葉も大きいものもあり、もう少ししたら剪定しておきたいと思います。
(2014年6月12日)
今日はウコギの剪定をしたいと思います。
勢いよく伸びている新しい茎の途中で適当にカットしました。
(2014年6月27日)
ウコギの剪定をしてから2週間経ちましたが、
カットした部分から新しい芽(新梢)が3〜4本伸びて来ました。
ウコギは剪定すると、そこから新芽が数本伸び出してきますので、枝葉がどんどん茂って行きます。
この新しい枝についた若葉はまだ柔らかいので、食用に利用できますが、今回はこのまま成長させたいので放任します。
(2014年7月12日)
剪定した部分から伸びてきた新しい枝の生長が落ち着きました。
この部分はこのままにしておきたいと思います。
まだグリーンの新しい茎は、しばらくすると木化して木の幹の色になってきます。
(2015年3月21日)
ウコギの苗を植えてから年を越して春先になり、もうすぐ1年になります。
ウコギは冬を前に葉を落としてしまいますが、春先になると、新芽が芽吹いてきます。
このごろ気温が上がってきたので、ウコギの葉が芽吹いてきました。
この時期に葉を収穫して、ウコギごはんや天ぷらなどいろいろな料理に使う事ができます。
(2015年4月9日)
ウコギは、暖かくなるにつれて新しい枝が伸びてきます。
特に根元から勢いよく新しい芽が伸びてあっというまに新しい幹になったりします。
今日、ウコギの根元を見ると、既に15cm以上に成長した新しい幹が出ていました。
ウコギは、剪定をすると、そこから新しい芽が伸びてきますが、
幹の部分からも枝分かれします。
写真は、幹の途中から新しく伸び出した枝です。
数ヶ月するとこの部分は木化して新しい枝になり、どんどん茂って行きます。
(2015年4月28日)
根本や幹の途中から伸びてきた枝も大きく成長して葉を広げてきました。
地上部から約130cmぐらいになっています。
もう少し伸びてきたらまた選定したいと思います。
(2016年3月12日)
ウコギの苗を植えてから2年目の春が来て、3月初旬に新芽が芽吹いてきました。
昨年新しく出て来た枝にも、ちゃんと若葉がついています。
この時期に葉を採取してウコギごはんやおひたしなどの料理に使うと良いでしょう。
(2016年4月16日)
若葉が出てから1ヶ月半ぐらい経った写真です。
昨年出た枝もあり、枝全体に葉がびっしりとついており、高さも大人の背丈ぐらいに伸びているので
昨年とボリュウム感が違っています。
さて、よく見ると、枝の先のほうに花のつぼみが出ていました。
これは去年はなかった光景です。
今年も枝の先端や茎の途中から、新しい枝になる新芽も伸びだしています。
枝のあちこちから伸びているのでそのまま伸ばしておくと枝が混んでしまうので、
バランスを見ながら適当に剪定をしたほうが良いでしょう。
この新しく伸びだしてきた枝の先端付近についている葉は、まだ柔らかいので食用に利用出来ます。
(2016年5月3日)
先日、ウコギの花のつぼみがあったのですが、
今日気が付いたら花が咲き始めていました。
(2016年6月16日)
気温が上がってきて、今年伸びだした枝の葉が大きくなるとますます全体のボリュームが大きくなってきました。
背丈は既に2mを超えています。今年伸びだした枝はまだまだ伸びる勢いがあります。
支柱も太い枝用にも合計3本立てました。
(2017年3月13日)
ウコギを植えてから3年目の春になりました。
去年の秋ごろには背丈が2m50cm以上になったので、各枝を2m位に切り戻した状態で冬を越しました。
3月に入り気温が上がってきたので、今年もウコギの若葉が出て来ました。
今年も出たばかりの若葉は、ウコギごはんやおひたし、天ぷらなどに利用します。
(2017年4月8日)
若葉が出てから1ヶ月程経ち、葉もこんなに茂ってきました。
去年よりも一回り大きくなっていて、一段とボリュウムが出てきた感があります。
(2017年4月25日)
今日見てみたら、ウコギの花が咲きました。放射状の柄の先に小さな花をたくさん咲かせます。
また、今年新しく伸び出した枝が成長し出し、特に上のほうが重くなってちょっとした風でも大きく揺れてくるようになりました。
2m20cmの支柱をしているのですが、支柱から大きく上に出ています。
新しく伸びた枝の先端のほうは、まだ柔らかい葉がついているので、今日はその柔らかい葉を収穫するのを兼ねて、特に枝の先端から伸びた新しい茎がついている枝を中心に剪定します。
各枝の上の方を、剪定バサミでバッサリと切り落としました。
写真は剪定した枝葉です。
この剪定した枝から、新しい枝の先についている柔らかい葉を収穫します。
先端の柔らかい茎付近には、アブラムシがつく事があるので、まずは流水でよく水洗いします。
摘み取る方法は、手で葉の付け根を摘み取るか、ハサミなどで切り落とします。
但し、枝にはとげがありますので、気を付けて摘み取ります。
これだけの量を収穫出来ました。このように、ウコギの葉は春先だけでなく、
新しく伸びだした枝の先のほうについた柔らかい葉を食べる事も出来ます。
また、先の方の茎もまだ柔らかいので食べられます。
うちでは食べきれないウコギの葉は冷凍しておいて使います。
冷凍すると風味や食感は落ちてしまいますが、いつでもウコギごはんが食べられるの重宝します。
剪定した後のウコギの枝の写真です。今年枝の途中ら伸び出した新しい太い枝になりそうなものは残し、
既に木化している昨年より前の枝を2m付近で剪定しました。
(真ん中の太いグリーンの棒は支柱です)
(2017年5月7日)
先日、上の方の枝を剪定してまだ12日しか経っていませんが、
先日剪定せずに残してあった今年枝の途中から伸びた太い新梢が急速に成長して来ましたので、
今日は、その途中から伸びている特に太い枝を剪定しました。
この太い枝が出ている所から葉の節を2〜3節残してその上で剪定すると、
剪定した付近から、また新しく複数の枝が伸びだしますので、葉を収穫する場合は是非やっておきたい作業です。
写真でもわかるように、剪定したのは今年伸び出した茎ですので、まだ茎が青いです。
先のほうの葉はもちろんですが、先端付近の茎もまだ柔らかいので食べる事が出来ます。
今回剪定した茎は太いものでしたので、食べごたえがあります。
先端の方の柔らかい茎から上は葉を付けたままポキッと折ると簡単に収穫できます。
これは茎に葉をつけたままの状態でおひたしや天ぷらなどで食べると美味しくいただけます。
前回もお伝えしましたが、新梢の特に先端の部分はアブラムシがついている場合がありますので、流水でよく洗ってから調理します。
(2017年6月2日)
前回ウコギの新梢を収穫してまだ1ヶ月も経っていませんが、その時剪定した枝からまた新梢が伸びて、収穫できるようになりました。
このように、新梢を収穫しながら秋口までウコギは利用出来ます。
また、枝が混んで来たら、新梢だけでなく、時々は既に木化している枝まで剪定し、風通しをよくしてやります。
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