ハーブ栽培TOP > ローズマリーの育て方 > ローズマリーを苗から育てる
ローズマリーを実際に育ててみたいと思います。
ローズマリーはタネ、苗、挿し木、とり木などで育てる事ができますが、
タネだと発芽率が良くないのと発芽まで3〜4週間ぐらい時間がかかるので、今回は苗から育ててみたいと思います。
ローズマリーは耐寒性もあるので冬でも屋外で育てる事ができます。
(2013年5月23日)
苗は近くのホームセンターで購入しました。
いろいろなローズマリーの苗を売っていましたが、
グリーンが鮮やかな「ローズマリー・ウッド(またはウッドローズマリーともいう)」の苗を198円で1つ購入しました。
今回は鉢植えにしますので6号鉢を用意しました。
植え方は6号鉢に底石を入れ、土を半分ほど入れたらローズマリーの苗をポットから引き抜き、
そのまま鉢の真ん中に置いて、苗の土の高さが鉢の上部から数センチほど下になるように合わせてから周りに土を入れて行きます。
土はハーブ用として園芸店などで売っていますので、それを利用すると簡単です。
植えた後は、水をタップリ与えます。下から水が出てくればOKです。
植える時に根が崩れなかった場合はそのまま日当たりの良い場所に置いて大丈夫ですが、
もし植える時に根が崩れてしまった場合には、日陰に数日おいて根を落ち着かせてから日当たりの良い場所に移動します。
今回は鉢植えにしましたので立性よりも半ほふく性のローズマリー・ウッドにしました。
ローズマリー・ウッドは、青い花を咲かせ、葉も他のローズマリーよりも鮮やかな緑色をしています。
抗酸化作用があり、ハーブティーや肉料理にも使えます。
(2013年6月28日)
ローズマリーを植えてから1ヵ月以上経ちまして、
写真ほどに成長しました。背丈は苗を植えた時の3倍ぐらいにはなっています。
また、下の株元から新しい芽も成長を始めました。
(2013年9月6日)
ローズマリーを植えてから3ヵ月以上経ちました。
背丈は50cmぐらいになりました。
よく見ると背の高い茎の途中からさらに数本の枝が成長していて、
どんどん茂ってくる感じです。
(2014年5月25日)
ローズマリーを植えてから1年経ちました。
昨年の冬前に鉢を一回り大きなものに移してから冬越ししました。背丈は地上部が75cmを超えています。
ローズマリーは耐寒性があり、冬は成長こそ止まりますが、葉は枯れずに冬越ししました。
春になって暖かくなってきたのでまた成長が始まりました。
比較的太い幹の途中から新しい脇枝が伸び出してきました。
ローズマリーをもっと大きくする為、今回は地植えしたいと思います。
特にこのローズマリー・ウッドは、半匍匐性で、横に広がる特性がありますので鉢のままよりも地植えすると成長が制限されません。
適当な場所に鉢よりひと回り大きな穴を掘ります。
植え替える1週間ぐらい前までに、穴の中に腐葉土と長く効く緩効性の化成肥料などを混ぜてよく土となじませておきます。
ローズマリーは排水性が悪くならなければ、あまり土とは肥料にはこだわらなくても良いと思います。
ローズマリーを鉢からそっと抜きます。
根が張っているとなかなか鉢から抜けないので、鉢の周りを両側から押したり引いたりしながら
土と鉢の隙間を空けると簡単に抜けるようになります。
根を傷つけないように、そっとそのまま掘った穴の中に入れ、
まわりに土を入れます。
あとは水をタップリ与えて、地植の植え替えは完了です。
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