ハーブ栽培TOP > レモンバームの育て方 > レモンバームを挿し木で増やす
レモンバームは株分けや挿し木で増やす事ができますが、今回はレモンバームを挿し木で増やしたいと思います。 時期としては、冬以外はいつでも可能ですが、真夏の暑い時期は避けた方が良いかも知れません。
(2013年6月15日)
写真は2010年に種から育てているレモンバームです。
このレモンバームを使って挿し木したいと思います。
まずは挿し木にする挿し穂を作ります。
葉の節が3節ぐらい取れる茎を探し、葉の節の少し下でカットします。
カットした茎の下から2節ぐらいの葉を落とし、その上の葉を残してその上でまたカットして挿し穂を作ります。
挿し穂はすぐには挿し木せずに1時間ぐらい水を吸わせます。
1時間ぐらい経過したら水から取り出してポットに挿し木します。
土は園芸店などで売っている挿し木用の土が簡単でよいでしょう。
挿し木後1ヵ月ぐらいは日陰や室内で管理します。
根がしっかり出てくると脇芽の成長が速く早くなるので、定植はその後にします。
(2013年7月28日)
挿し木して1ヵ月半ぐらい経って、レモンバームは脇芽がぐんぐん伸びてきました。
このぐらいに成長すると根がしっかり出ているので鉢に定植したいと思います。
ポットから挿し木したレモンバームの苗を土を崩さないようにそっと取り出しました。 写真でもわかるように根がしっかり回っています。 今回は6号鉢に植えたいと思います。土は赤玉土に腐葉土を少し混ぜたものを用意しました。
根を崩さないように鉢の真ん中に植えます。
最後に水をタップリ与えて、レモンバームの挿し木の定植は完了しました。
後は通常のレモンバームの管理を行えばOKです。
(2013年9月6日)
レモンバームを定植してから1ヵ月以上経ちました。
挿し穂の時点では小さかった脇枝が大きく成長してきました。
さらに付け根あたりから新しい脇芽が出てきました。
もう少ししたら大きな枝は切り戻します。
そうする事でさらに脇枝が育って茂ってきます。
1.レモンバームを植木鉢で種から育てる
2.レモンバームの植え替え
3.レモンバームを挿し木で増やす