ガーリック(にんにく)を茎の収穫用として育てる|ハーブ栽培記録


ハーブ栽培TOPガーリック(にんにく)の育て方 > ガーリック(にんにく)を茎の収穫用として育てる

■ガーリック(にんにく)を茎の収穫用として育てる

ガーリック(にんにく)は花が咲く時にとう立ちして花芽を伸ばしますが、 花が咲くとガーリックの球根を大きく力するが弱くなってしまうので、通常、花芽は花が咲く前に摘んでしまいます。 この花芽を伸ばした部分がにんにくの芽としてスーパーなどに出回ることがあります。

つまり一般的に「にんにくの芽」として売られているのは、ガーリックから芽が出てきて伸び出してすぐの茎ではないのです。 しかし、ガーリック(にんにく)を球根から育てるの最後のほうでも紹介しましたが、 ガーリックの茎は炒め物などに使うと、ガーリックの球根部分とはまた違う風味を出してくれます。

今回は、ガーリックの球根の収穫ではなく、文字通りのにんにくの芽であるガーリックの茎を収穫することを目的に育ててみたいと思います。 茎の収穫は、40〜50cmぐらい伸びたら土の上2cmぐらい残して収穫すると、 また茎が伸びだしてくるので、年内に1〜2回、真冬を除いて翌春にさらに1〜2回ほど収穫する事が可能です。 茎の収穫をするだけなので、ガーリックの球根が大きくなる前の4〜5月ごろに、最後の収穫として根ごと抜いてしまいます。 ガーリックの根が土壌改良の役目もしくれるので、ガーリックの後に同じ場所に植える 春から夏に育つハーブなどにとって連絡障害が出にくくなる効果もあります。

ネット通販で買ったガーリック(にんにく)の種球の写真 2018年9月12日 (2018年9月12日)
ガーリックの種球は、夏の終わりから秋にかけて園芸店やホームセンターなどで売られていますが、 今回は100個以上の種球を地植で育ててみようと思っているので、ネット通販で入手しました。 一袋に15〜16個ほど入っているものを10袋購入しました。 (もちろんプランターなど鉢植えでも問題ありません)

ガーリックの球根を収穫する場合は、1つの種球を分割して鱗片に分けたものを植えるのですが、 今回は茎を収穫するので、まとめて収穫しやすいように鱗片には分けないで 種球をそのまま1個まるごと植えたいと思います。もちろん鱗片に分割して植えてもかまいませんし、 そのほうが1本の茎が太くなるので良いのですが、今回は植える場所が狭いので、 なるべく本数を多く収穫したいのと、収穫しやすさを考えて1個の種球のまま植えることにしました。

ガーリック(にんにく)の植える位置を決めるために土の上に置いた写真  2018年9月12日 まず、植える場所にたい肥と化成肥料をまいてよく土を耕して柔らかくしておきます。 次に植える位置と間隔を調整するために、土の上にガーリックの種球を適当に10cmほど離して置いておきます。 茎を収穫するので、1回の収穫しかしない場合はもっと密集させても大丈夫ですが、 今回は地上部で刈り取りながら、数回は収穫したいと思っていますので、このぐらいの間隔で植えてみます。 日当たりが良いほうがよく育ちますので収穫の回数を多くできますが、日陰でもそれなりに育ちますので大丈夫です。 もちろん鉢植えでも同じように植えれば問題ありません。

ガーリック(にんにく)を土にねじ込ませた写真  2018年9月12日 植え方は、ガーリックの頭を上にして、ねじ込むように土の中にめり込ませます。 土の表面からガーリックの種球の頭が1〜2cm程度下にくるぐらいになればOKです。 種球全体を覆っている表面の薄皮があったほうがめり込ませやすくなります。 もちろん植穴を掘って植えても良いのですが、種球の下のほうを土とよく密着させたいのと、 それなりに数があるで植穴を掘るのも手間なのでこのような方法をおすすめします。 そのためには土を柔らかく耕しておく必要があります。

ガーリック(にんにく)種植えが終わった写真  2018年9月12日 全てのガーリックの種球を土にめり込ませ終わったら、種球の上に土をかけます。 種球の上に1〜2cm程度土をかけて、周りと平らになっていれば大丈夫です。 最後に水をたっぷり与えれば、ガーリックの種植えは完了です。 (写真の右端に写っているのはニラです。密集してきたので株分けする予定です)


ガーリック(にんにく)の芽が出た写真 2018年9月20日 (2018年9月20日)
ガーリックの種球を植えてから8日目の写真ですが、既に芽が出ていました。 長いのは5pぐらいになっているので、植えて5日ぐらいで芽が出てきたと思われます。 写真でもわかるように1つの鱗片から1つの芽が伸びてきますので、1つの種球からは密集した状態て芽が伸びているのがわかります。


ガーリック(にんにく)の芽が育ってきた写真 2018年9月25日 (2018年9月25日)
ガーリックの種球を植えてから2週間ほど経ち、茎も15〜20cmぐらいに育っています。 このように密集して成長するので、茎を収穫する時に1個の種球から伸びている10本ぐらいの茎を一度にカットできるので、 とても収穫しやすくなります。(ちなみに上から1区画と2区画のいちばん右列は、株分けしたニラです)


ガーリック(にんにく)の芽が30cmぐらいになった写真 2018年9月29日 (2018年9月29日)
前回の写真から4日ほどしか経っていませんが、成長が早くなりました。もう25〜30cmぐらいになっています。 あと数週間したら、1回目の収穫をしてみたいと思います。


ガーリック(にんにく)の芽が40cmぐらいになった写真 2018年10月5日 (2018年10月5日)
前回の写真からさらに1週間経ち、背丈も40cm以上になったので、今日は収穫してみたいと思います。 収穫といっても、全て収穫する必要はないので、料理に使う分だけその都度収穫すれば問題ありません。 (少し前の強風で葉の先端が極端に曲がってしまいました)

ガーリック(にんにく)の収穫前の茎の根元の写真 2018年10月5日 ガーリックの茎の根元の写真です。まとまって成長していますので、この根元を土の上から2〜3cmほど残してハサミなどでカットして収穫します。

ガーリック(にんにく)を収穫した写真 2018年10月5日 ガーリックを植えた1区画のうち、1列の4株を収穫しました。

ガーリック(にんにく)を収穫した後の根元の写真 2018年10月5日 ガーリックを収穫した後の茎の根元部分です。2cmぐらい残して収穫してあるのがわかると思います。 この部分からまた茎や葉を伸ばして成長してきますので、同じぐらいに育ったらまた収穫してみたいと思います。


ガーリック(にんにく)の茎を収穫して6日経った写真 2018年10月11日 (2018年10月11日)
一番手前が前回収穫してから6日経ったガーリックの写真です。 収穫した茎が既に20cmぐらい伸びてきています。 今回の写真は、わかりやすいように前回の写真でいうと右方向から撮ったものです。 今日2列目も収穫したので、その収穫した跡も見えると思います。 こうやって使う都度に収穫してゆけば、順繰りと切らさずにガーリックの茎を利用することが可能となります。


関連記事
ガーリック(にんにく) 育て方
ガーリック(にんにく)を球根から育てる
ガーリック(にんにく)を茎の収穫用として育てる