ドクダミを株分けで育てる|ハーブ栽培記録


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■ドクダミを株分けで育てる

それではドクダミを実際に育ててみようと思います。 今回は株分けしたものを植えてみます。ドクダミの株分けは1年中可能ですが、 真冬は地上部が枯れていますので、葉が出て来た春先から葉が枯れる冬前までのほうがやりやすいでしょう。

ドクダミの葉には強い抗菌作用があり、昔から薬草として利用されてきましたが、お茶や天ぷらとしても楽しむことができます。 道ばたにも自生していますが、食用にするのが目的ならば、できれば自分の庭で栽培したものを使った方が安心です。 しかし、一度ドクダミを栽培すると、その繁殖力が強く、地下茎でどんどん増え、 他の植物を駆逐する勢いで広がりますので、植える場所や方法を考えて栽培する事が必要です。 今回は地下茎が外に広がらないように鉢植えで育ててみようと思います。

ドクダミの写真 2017年4月10日 (2017年4月10日)
今年も暖かくなってドクダミの芽が出て葉が開いてきました。 ここは、建物の裏側に自然に自生したものですが、ここから株分けして採取してみます。 ドクダミは土の状態にもよりますが、柔らかい土なら、茎を引っ張れば根の部分までひき抜く事が出来ます。

もし、根が途中でちぎれてしまっても、少しでも根の部分があれば大丈夫です。 引き抜く事が難しい場合には、園芸用のシャベルなどで、根の部分から掘り起こせばOKです。

ドクダミを引き抜いた写真 2017年4月10日 ドクダミを引き抜いて採取しました。そのほとんどに根と地下茎がついた状態で採取できました。 (この地下茎の部分を数センチ毎にカットして土に埋めておくだけでも芽が出て来ます) 引き抜いた場合は、写真のように、根に土があまりついていない状態なので、なるべく時間を置かずに植え付けたいと思います。

夏ごろのドクダミの株は、長いものだと50cmぐらいに成長していますので、もしそのような成長した株を植える場合には、 なるべく株に負担がからないように、土から上の葉の3節ぐらいを残して、その上の茎をカットしてから植えますが、 今回採取した株は、まだ春先で数枚の葉が出たばかりですので、そのままの状態で植えてみたいと思います。

ドクダミの株を鉢植えした写真 2017年4月10日 鉢を用意し、赤玉土と腐葉土を混ぜ、緩効性の化成肥料を少し混ぜておいたものに、 根の部分が土に全て隠れるように植え付けました。 その後、鉢の底から出て来るまで水をタップリと与え、根が落ち着くまで1週間以上は日陰で管理します。

鉢植えの場合には、水やりに気を付ければあとは特に気を付けることはありません。 表面が乾いたらタップリと水を与えればOKです。 肥料は、地上部が枯れて来た12月ぐらいと、芽が出る前の3月ぐらいに、緩効性の化成肥料を土の表面に与えるぐらいでよいと思います。


ドクダミの根が定着した写真 2017年4月29日 (2017年4月29日)
ドクダミを株分けで植えてから20日ほど経ちました。 ここ数日生育が良くなり、葉が大きくなり、新しい葉も出始めました。おそらく根が定着してきたと思われます。


ドクダミが成長した写真 2017年5月12日 (2017年5月12日)
先日の写真からまだ2週間ですが、ドクダミは成長を続け、背丈はもう30cm以上になっています。 今日は、収穫を兼ねてドクダミを摘芯してみたいと思います。

ドクダミの花のつぼみの写真 2017年5月12日 よく見るとドクダミの花のつぼみが出ています。茎の先端に、白い色で小さいですが、ソフトクリームのような形をしています。 ハーブ全般に言える事ですが、花を咲かせると葉や茎が固くなってしまうので、 葉を利用する場合は花芽が出て来たら摘んでおきます。

ドクダミを収穫を兼ねて摘芯した写真 2017年5月12日 下から葉がついた2節ぐらいを残して、その上の茎をカットして摘芯しました。 ドクダミの葉は乾燥させるとドクダミ茶として楽しめますが、 生の葉は、天ぷらにすると臭みが消えておいしく食べられます。

ドクダミが新しい芽を出した写真 2017年5月12日 よく見ると、ドクダミが新しく芽を出していました。 ドクダミは地下茎でも増えますので、このように新しく次々と芽を出してくるのです。


ドクダミがまた成長した写真 2017年6月22日 (2017年6月22日)
先月ドクダミを摘芯してから、1ヶ月以上経ち、ドクダミは前回以上に成長しました。 土から新しく出て来た芽も育っていて、全体のボリュウムも増しています。

ドクダミの2回目の収穫の写真 2017年6月22日 今日は葉を収穫し、さらに混んできた株を分けて、地植えしてみたいと思います。 まず、ドクダミの葉を収穫しましたが、前回と同様に、下に葉を2節ほど残して収穫しました。

ドクダミを掘り起こした写真 2017年6月22日 次に、園芸用のシャベルでドクダミの株を掘り起します。 ドクダミは少々乱暴に扱っても大丈夫なので、根が切れてもおかまいなしに掘り起こしました。 地上部に出ていた茎は、お互いに根が繋がっているものもあるので、適当に切り離します。 また、地下茎も長いものは切り離しました。

ドクダミの地上部に出ていた茎の写真 2017年6月22日 地上部に出ていた茎は合計11本になっていましたので、それぞれの茎1本ずつに分けました。 これを地植えにしたいと思います。

ドクダミを地植えした写真 2017年6月22日 ドクダミの株は、ブロックで隔離された場所に植えました。 地植えする時の注意としては、ドクダミは地下茎でどんどん増えて行くので、 広がって困る場合には、ある程度土の下まで隔離された場所など、植える場所を選ばなければなりません。

ドクダミの地下茎の写真 2017年6月22日 いままでドクダミを育てていた鉢には、地下茎を伏せ植えしてみたいと思います。 ドクダミは繁殖能力が高いので、数センチの地下茎からでも芽を出します。 今回は地下茎を3つに分けて植えてみたいと思います。 既に地下茎には数本の芽が伸び始めていました。 地下茎は適当に土に埋めておけばやがて地上に芽を出してきますので、 鉢の土を数センチ堀り、ドクダミの地下茎を横にして置いたらその上に土をかければOKです。

ドクダミの植え替えが完了した写真 2017年6月22日 最後に水をタップリ与えれば植え替えは完了です。 乾燥を防ぐ為、芽が出るまでは日陰に置いて管理したほうが楽です。


ドクダミの地下茎から芽が出た写真 2017年7月9日 (2017年7月9日)
先日、鉢植えでドクダミの地下茎を伏せ植えしましたが、今日確認したら既に小さな芽が出ていました。 芽が出た後は、日が当たる場所に移動したほうがよく育ちますが、ドクダミは半日陰や日陰でも育ちますので、 置き場所はあまりこだわらなくてよいと思います。

ドクダミを地植えしてから成長した写真 2017年7月9日 こちらは摘芯した株を地植えした場所です。 こちらも既に葉の付け根から新しい芽が伸びて葉が開いています。


ドクダミの地下茎から芽が育ってきた写真 2017年8月3日 (2017年8月3日)
ドクダミの地下茎を鉢に伏せたものが成長してきました。 地下茎を3つに分けて伏せ植えしましたが、先日小さな芽が3つ出たのをご紹介しましたが、 それから新たな芽はまだ出ることはなく、そのままその3つの芽が成長してきた状態です。

ドクダミを地植えした場所の写真 2017年8月3日 こちらは地植えした場所です。 ここには摘芯した株を植えましたので、地下茎を植えた鉢のものより大きく育っています。 もう少ししたら収穫できるまで成長しています。


ドクダミの地下茎からさらに3つの芽が育ってきた写真 2017年9月15日 (2017年9月15日)
ドクダミの9月15日の写真です。最初に芽が3つ出てきましたが、さらに3つの芽が出て成長しています。 このようにドクダミは、地下茎を土の中に伏せて植えても芽が出てどんどん増えて行きます。

ドクダミを地植えした場所の写真 2017年9月15日 こちらは地植えした場所です。 4月に最初に3本を株分けして植えましたが、4ヶ月半でこんなに増えたという事がわかります。 ドクダミは冬にかけて地上部は枯れて行きますが、翌年の春には新しい芽が出てきて成長しますので、 一度植えると特段の環境変化がない限りは毎年収穫が可能です。


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