ワサビ(山葵) 育て方・増やし方・栽培方法


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■ワサビ(山葵)の育て方

ワサビ(山葵)の写真 ワサビ(山葵)は、アブラナ科ワサビ属の多年草で、アブラナ科独特の強烈な辛味があります。 ワサビには緑がかった根をすりおろして刺身などの薬味に利用されている本ワサビや日本ワサビと呼ばれている日本原産のものと、 東ヨーロッパ原産で、白っぽい根をすりおろしてステーキやローストビーフの薬味にする西洋ワサビと呼ばれているホースラディッシュがあります。 どちらも生育には気温や水温が冷涼な地域が適しており、日本では北海道や岩手県、長野県、山梨県、静岡県、島根県などで栽培されております。 効能としては抗菌作用や血栓予防の効果があるとされています。

本ワサビは、栽培方法によって、水ワサビまたは沢ワサビと呼ばれている水流がある浅瀬の沢などで育てるものと、 畑ワサビまたは陸ワサビと呼ばれている畑で育てるものがあります。 どちらも同じワサビですが、ワサビの根から出るアリルイソチオシアネートという殺菌成分が、 畑ワサビでは自分の根にも働いてしまい、根が太くならないといわれており、 この成分が水に流れる水ワサビのほうが根が太くなります。

ホースラディッシュは、明治時代に日本に食用として入ってきたと言われており、 西洋ワサビの呼び名の他に、レフォール、ワサビダイコン、ウマワサビ、ウマダイコンなどとも呼ばれております。 日本の主な生産地は北海道で、ホースラディッシュは水流がある浅瀬ではなく畑で栽培されます。 北海道では本ワサビと区別する為に、山ワサビや野ワサビとも呼ばれており、 本ワサビを畑で育てたものと混同しがちですが別物となります。 実は市販の粉ワサビや練ワサビはホースラディッシュのほうが主な原料となっています。

栽培方法は、水ワサビの場合は水温が16度〜18度で流水の環境が理想とされていて限られた環境となる為、 家庭菜園で育てる場合は土で育てる方法が適しております。 土で育てた場合、根はそれほど太くなりませんが、葉や茎、花にも辛味があり、天ぷらやおひたしなどにしておいしく食べられます。 本ワサビでも西洋ワサビでも耐寒性があるので冬越しは問題ありませんが、 高い気温が苦手となる為、夏は直射日光を避け、半日陰で風通しが良い場所で育てます。 ワサビは水が被っていないと育たないイメージがありますが、 そんな事はないので土で栽培する場合は普通の水やりでOKです。

最初はタネや苗で栽培できますが、タネからの管理が難しいので苗を入手して栽培したほうが簡単です。 苗の場合は植え付けはいつでもできます。タネを取る場合を除いて花芽が出てきたら摘んでしまったほうが株が成長します。 根の収穫は1年目は株を大きくする為に収穫はせず、2年目以降からの収穫をお勧めします。 収穫は成長すれば随時可能です。 収穫した根は、茎が出ている部分から2cmほど下をカットした部分を土に植えておけばそこからまた芽が出ますし、 株分けでも芽が出ますので比較的容易に増やす事が可能です。

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