ハーブ栽培TOP > ルッコラ(ロケット)の育て方 > ルッコラ(ロケット)を苗から育てる
昨年はルッコラを種から育てましたが、今年は苗から育ててみます。
ルッコラの苗は4月ごろになると園芸店やホームセンター、農産物直売所などで売り出されます。
近くに売っているお店がない場合にはインターネットでも売っていますので入手しやすくなっています。
今回入手した苗は、農産物直売所で購入したものですが、1つのポットに2株の苗が入っているもので、
値段は50円でした。これを8つ(16株)購入しました。
(2014年4月4日)
今回はプランターや鉢ではなく庭に植えてみたいと思います。
植え付けの半月ほど前に酸度を中和する為、苦土石灰をまいて庭の土を軽く耕しておきました。
そこに1株つづ植え付けます。間隔は適当に20cmぐらい離して植えました。
植えた後に水をたっぷり与えます。
(2014年4月19日)
植え付けから2週間ほど経った写真です。うまく成長しています。
このへんで化成肥料を土の上にぱらぱらとまきました。
(2014年5月3日)
植え付けから約1カ月が経ち、もう収穫するには十分過ぎるぐらいに成長しました。
中には花芽が長く伸びているものも多くあり、花が咲いてしまうと葉が固くなりますので
このへんで一度収穫してみます。
収穫は、外側の大きな葉や花芽の茎の根元からハサミなどでカットして収穫します。 株ごと抜いて収穫してもよいですが、家庭菜園などでこじんまりと栽培する場合には、 株を残す事で何度も収穫できるので株は残して収穫します。 この時に、葉も数枚は残しておいて下さい。 最後に化成肥料をぱらぱらと土の上にまいて追肥しておきます。
収穫後のルッコラの写真です。葉の付け根から新しい芽が伸び出しています。 株を残して収穫するとこのようにどんどん新しい芽が伸びてくるので連続して収穫が可能になります。
(2014年5月10日)
収穫してから1週間が経った写真です。
既に別の花芽が大きく伸びて、収穫できるまでになっていますのでまた収穫します。
今回も、大きな葉や、花芽の元の部分でカットして収穫し、株を残しました。
ルッコラにはよくモンシロチョウが卵を産みにやってきます。
もしモンシロチョウをみかける時期になったらルッコラの葉の裏側などを1枚づつ確認し、
モンシロチョウの卵をみつけて取り除きます。
10枚ぐらいの葉を確認して卵がなければ産みつけられていないと思いますが、
1個でも見つけたら全ての葉を確認します。
卵は1mmぐらいの縦長で葉の表や裏側に産みつけます。
産みつけた直後は白っぽい色をしていますが、数日経つと黄色っぽくなってきます。
卵が孵化するまで3日以上はかかるので3日に1回ぐらい確認すればOKです。
アオムシになってしまうとあっという間に葉が食い荒らされてしまいますので、
アオムシになる前に駆除するのが楽です。
(2014年5月16日)
また1週間足らずで気温が上がってきたせいもあり、成長が早くなっているせいか、収穫できるまでになっています。
よく見ると花も咲いているのがわかります。
このように株を残して収穫することにより、何度も収穫できるようになります。
追肥は収穫の度ににやるようにすればよいでしょう。
このページでは、ルッコラの収穫は、わかりやすいようにまとめて収穫していますが、
食べる分をその都度に収穫したほうが常に新鮮なルッコラを楽しめます。