ハーブ栽培TOP > ニラの育て方 > ニラをタネから育てる
ニラを種(タネ)から育ててみたいと思います。
ニラのタネのまき時期としては、3月〜5月ぐらいになります。
春先になると、園芸店やホームセンターなどでニラのタネを購入する事ができますし、
近くに園芸店がない場合にはインターネットショップなどから入手する事もできます。
(2014年4月5日)
今回は園芸店で200円ほどで購入したニラのタネを使います。
ニラのタネの大きさはゴマつぶぐらいの大きさで、ちょっと半月のような形をしています。色は黒色をしております。
小さめのプランターを用意してタネまき用の土を入れ、
水をかけて湿らせておきます。次に数センチ間隔で適当に指でへこみをつけ、そこにニラのタネを数粒づつ入れました。
次に周りの土をタネにかぶせますが、あまり厚く土をかけずに数ミリぐらい土をかければ良いでしょう。
そのあとは、霧吹きなどで水を与えてタネまきは完了です。
あとは土が乾かないように、時々水を与えます。
(2014年4月20日)
ニラのタネを植えてから約2週間で芽が出てきました。
ニラの芽は、拡大写真にあるように折れ曲がった状態で伸びで来ました。
(2014年4月27日)
ニラの芽が育ってきました。折れ曲がった状態で伸びてきた芽は、
先端のほうが土から出てだんだん上に向いてきています。
(2014年5月16日)
ニラのタネを植えてから1ヶ月半経った写真です。
今日は、鉢に定植したいと思います。
二つに折れ曲がった状態で伸びで来た芽は、すっかりまっすぐに伸びています。
6号鉢を用意しました。
赤玉土と腐葉土を混ぜた土を入れ、ニラの根を傷めないように鉢の真ん中に植え替えます。
後は水をタップリ与えて植え替えは完了です。
ちなみに、今回は1つだけ鉢に植え替え、残りのニラの苗は地植えにしました。
(2014年6月27日)
ニラのタネを植えてからもうすぐ3ヶ月です。
ニラの背丈は25cmぐらいになっています。
2週間ぐらいおきに、薄めた液体肥料を与えています。
ニラは特に鉢植えの場合は1年目は株を大きくするため収穫はせずに、2年目から収穫する事をお勧めします。
(2015年3月22日)
ニラのタネを植えてからもうすぐ1年が経ちます。
ニラは1年目は葉が細かったのですが、秋から冬にかけて葉の幅が広がって、
そのまま冬越しし、今年暖かくなってきたのであたらしい芽が成長して来ました。
この間、害虫などの被害はまったくありませんでした。
(2015年4月1日)
ニラの成長は冬にはゆっくりですが、暖かくなってくるとどんどん成長します。
今日は、ニラを収穫してみたいと思います。
タネを植えてから初めての収穫です。
ニラの収穫は、土から3cmほど上から刈り取りました。
そうする事で、そこからまた芽が伸びてくるので、何度も収穫できるのです。
夏ごろになると花芽が出てきますが、葉を収穫する場合には、花芽が出てきたら株が疲労するので、
花が咲く前に早めに摘み取ります。
畑に定植したニラは土寄せを行いますが、鉢の場合はやりにくいので、
底から流れた土を補うぐらい少し土を足しておきます。
鉢ですので水はけは悪くないので大丈夫でしょう。
その後は薄めた液体肥料や即効性の化成肥料などを与えておきます。
(2015年4月4日)
ニラを収穫してまだ3日しか経っていませんが、
写真のように、既に5cmぐらい新しい芽が伸び出しています。
(2015年4月9日)
ニラを収穫してまだ8日後です。
このごろ暖かくなってきたのでどんどん成長が早くなっています。
(2015年4月17日)
ニラを収穫して16日後です。
ニラは、もうすぐ収穫できるぐらいに成長しています。
(2015年5月5日)
ニラを収穫してから1ヶ月以上が経ちました。
既に十分収穫できるまで成長しています。
このように収穫する時に土から少し上でカットして収穫する事により、
春から秋(10月ぐらい)にかけて何度もニラの収穫を行う事ができます。
但し、冬は成長が遅くなったり止まったりしますので、秋に収穫を終えるようにし、
追肥を行ったあと、株の養生も兼ねてそのまま冬越しさせることをお勧めします。