ミツバ(スーパーで買ったミツバ)を育てる|ハーブ栽培記録


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■ミツバ(スーパーで買ったミツバ)を育てる

ミツバは多年草のハーブなので毎年収穫できますし、耐寒性がありますので暑さと水やりに注意すれば比較的栽培は楽です。 種や苗を購入して栽培するのが一般的ですが、今回はスーパーで売っているミツバを使って育ててみようと思います。 ミツバはスーパーの野菜売り場に行けば大体おいてありますので入手も楽ですね。 スーパーにおいてあるミツバは水耕栽培のものが多く、根がついたまま売っていますのでそれを購入します。

スーパーで買ったミツバの写真 2014年4月6日 (2014年4月6日)
近くのスーパーで購入したミツバです。そのまま根から3〜4cmほど上の茎の部分でカットします。 カットした葉の部分は料理などに使って、植えるのはカットした根の方の部分です。 見たところ元気ですが、収穫してから時間が経過しているかもしれませんので水につけてから植えます。

ミツバを水につけた写真 2014年4月6日 根の部分がすべて水につかるような深さの容器にミツバを入れて、 根がかくれるぐらい水を入れます。 そのまま数時間ほど水につけておきます。

ミツバを土に植えた写真 22014年4月6日 水につけておいたミツバを取りだして庭の隅に植えます。 5時間ぐらい水につけておいたので大丈夫でしょう。 この場所はブロック塀のそばで日陰になるので選びました。 もし鉢植えにする場合でも日陰〜半日陰に置いて育てて下さい。 土は腐葉土を混ぜで軽く耕しておきます。

スーパーで買ったミツバは水耕栽培のもので、根は数本〜数十本がからみついていたので、 そのブロックをそのまま10cmぐらいの間隔で植えました。 根の部分が土に隠れるように植えたら水をたっぷり与えます。


ミツバの発芽の写真 2014年4月14日 (2014年4月14日)
ミツバを植えてから1週間ちょっとで茎の部分から新しい芽が出てきました。 水は土が乾き切らないうちに与えます。


ミツバの写真 2014年4月26日 (2014年4月26日)
ミツバを植えてから20日です。一番成長している株から出ている葉はもう収穫してもよいぐらいになっています。 茎の先に3枚の葉がついてるのがわかります。 このへんで、化成肥料を株のまわりにパラパラとまいておきます。


ミツバの写真 2014年5月25日 (2014年5月25日)
植えてから1ヶ月半です。もう収穫時期ですので収穫してみたいと思います。 収穫する時に株を残して収穫すると、またそこから新しい芽が成長してきます。

ミツバの花芽の写真 2014年5月25日 よく見ると、1本の花芽が伸びていて、先端につぼみのようなものが付いています。 ミツバも他のハーブと同様で、花が咲くと葉が固くなったり養分が花のほうに行ってしまうので、葉を利用する場合には摘んでしまいましょう。

ミツバの収穫写真 2014年5月25日 ミツバの収穫です。地上部3cmぐらいでカットして収穫しました。 このように、家庭菜園のような狭い庭や鉢植えで栽培する場合は、繰り返し収穫したいので、 株を残して収穫することをおすすめします。


ミツバの写真 2014年5月29日 (2014年5月29日)
先日収穫して4日しか経っていないのに、ミツバの株からもう新しい芽が伸び出してきています。 収穫後に地植えの場合は顆粒状の化成肥料を株のまわりにパラパラとまいて追肥しておきます。 鉢植えの場合は液体肥料でもOKです。



ミツバを植えてから3年目の写真 2017年5月12日 (2017年5月12日)
スーパーで買ったミツバを植えてから3年目の春が来ました。 写真のようにミツバは大株になっていて、今でも葉を収穫しています。

ミツバの花の写真 2017年5月12日 ミツバの葉を利用する場合、花をつけると株が弱るので、ミツバの花芽をみつけたら摘むようにはしているのですが、 写真でもわかるように、それでも時々花が咲いてしまいます。

こぼれ種で今年発芽したミツバの写真 2017年5月12日 しかし、開花後そのままにしていると、タネが出来きて、翌年こぼれ種で新しいミツバの芽を出します。 写真はこぼれ種から今年新しく芽が出たミツバです。