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■ラベンダーの育て方
ラベンダーは、シソ科ラベンダー属の低木草で、原産地は地中海沿岸地方などで。
数十種類が確認されており、大きく５つのグループ（アングスティフォリア系、ラバンディン系、デンタータ系、ストエカス系、プテロストエカス系 に分けられます。
最もポピュラーなものはアングスティフォリア系のイングリッシュ・ラベンダー（コモンラベンダーとも呼ばれている）などで、
ある程度の耐寒性がありますので冬越しも可能です。
茎がだんだん木化しますが、剪定をすることで、新しい芽を伸ばしてやることができます。
多くは初夏に花が咲き、花はポピュラーなものは紫色をしておりますが、ピンクや白い種類のものもあります。
開花の直前が香り成分である精油の濃度が濃くなるので、
この時期に収穫するのが良いでしょう。
ラベンダーは全般的に独特の香りがあるので、ハーブティーなどの他に、
入浴剤や芳香剤、アロマセラピー、リラクセーションオイルなどにも利用されております。
また、ドライフラワーなどにして飾って楽む事も出来ます。
ラベンダーには鎮静効果、抗菌・防虫効果がある事が知られております。
栽培は、タネからだと時間がかかるので、苗を購入したほうが楽です。 日当たりが良く、水はけが良い場所を好みますが、 湿気や暑さには弱いので、茎が混んできたら剪定を行い風通しを良くしておきます。 害虫には強いので栽培はそれほど難しくありません。 耐寒性がある種類を植えると毎年楽しめます。 タネや挿し木で増やす事が出来ます。
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