ハーブ栽培TOP > シナモンバジルの育て方 > シナモンバジルを苗から育てる
それではシナモンバジルを実際に鉢植えで育ててみたいと思います。
シナモンバジルの育て方は、他のバジル類と同じで、日本では1年草なので、種や苗を植えるのが一般的です。
種からだと育つまで時間がかかるので、苗を購入して育てるのが早いし失敗も少ないと思います。
(2015年5月5日)
シナモンバジルの苗は、スイートバジルほどまだポピュラーではないので、近くの園芸店に置いていないかも知れません。
4月ごろになると少し大きなホームセンターなどで売っていることがありますが、なければ取り寄せてもらうか、
インターネットのショップなどで入手するのが良いでしょう。
写真の苗は、大きなホームセンターで入手したのですが、最後の1つでした。
1つのポットに2本の苗がありました。そのうちの1本は元気がないものでしたが、もう1本は元気だったので購入しました。
シナモンバジルは、スイートバジルより背丈が高く育つので、
10号鉢に植えてみました。
鉢に底石を入れ、土を2/3ぐらい入れて真ん中にポットから根を崩さないようにそっと取り出したシナモンバジルの苗を置いて、
まわりに土を入れます。
土は一般的には赤玉土に腐葉土を少し混ぜたものを使えば良いでしょう。
後は水をタップリ与えて日当たりが良い場所に置けばOKです。
(2015年5月6日)
シナモンバジルの苗は、1ポットに2本入っていましたが、そのうちの1本は元気がありませんでした。
通常は少し経ったのちに大きく元気な苗を残すのですが、水を与えても元気がない苗のほうはしおれがかったままで、
今回どちらを残すかは一目瞭然でしたので、元気なほうを残してすぐに1本立てにします。
しおれがかっているほうの苗の茎を、土の表面付近でハサミでカットしました。
元気なほうの苗は、苗としては大きくなってるもで、既に2〜3本の脇芽も出ています。
もう少ししたら摘芯したいと思います。
(2015年5月9日)
苗を植えてまだ日が浅いですが、もう脇芽も出ているので今日は摘芯したいと思います。
シナモンバジルの苗の上から2/3ぐらいの所にある葉の少し上の位置で茎をカットしました。
バジル全般に言える事ですが、摘芯する場所としては、
葉が出ている少し上でカットしますと、葉の付け根から脇芽が成長して、
収穫しながらそれを繰り返すことで葉がどんどん茂って行きます。
(2015年5月18日)
シナモンバジルを摘芯してから1週間以上が経ちました。
摘芯してから脇芽の成長が早くなってきています。
(2015年5月25日)
摘芯後に成長が早くなった葉が茂ってきたので、
今日は収穫を兼ねて各枝をまた摘芯したいと思います。
シナモンバジルの各枝の、上から2/3ぐらいの位置の葉の少し上で茎をカットして収穫しました。
(2015年6月22日)
シナモンバジルの苗を植えてから1ヶ月半ほど経ちました。
何回か収穫しながら育てていますが、既に背丈が土の表面から60cmほどになっています。
状態も元気で良い成長ぶりです。
これから夏にかけてどんどん成長するので、2週間に1回は液体肥料などを与えて管理しますと
10〜11月ぐらいまで葉を収穫できるでしょう。